夏の模試について

今月末と来月末、模試を受ける人は少なくないと思います。

今、一緒に勉強している人達も明日受けます。

今年初めて受ける人も、もう何回か連続で受けている人も、次の模試は少し重要かもしれません。

既にかなりの期間、勉強をこなしているからです。

やったことは、実力として定着しているでしょうか。

これまでやってきたことは、正しかったのでしょうか。

この二点は、最低限確認しましょう。

一緒に勉強している受験生達には、次の3タイプいます。

第一のタイプは、実力確認タイプです。

浪人か、現役生でも既に受験体制が整っている人です。

中には全国ランクを狙う人、或いは狙わなければいけない人もいます。

このタイプは入試に対する実力はほぼ整っており、あとは苦手を克服するか、入試問題の個別対応が残っているのみ、というレベルにあります。

つまり、来たるべき模試では、かなりの高得点を狙わなければならないタイプです。

次は、途上タイプです。

受験のための基礎的な実力はありますが、まだまだ志望校には届かないタイプです。

場合によっては、英単語、古文単語、文法、句法、長文読解など、どれかについて標準的な実力がないこともあります。

自分の持っている課題に対して、どこまで対応できているかを模試で確認します。

最後は、受験入門タイプです。

現役生か、浪人でも今年の挑戦は無謀だった人です。

つまり、まだ入学試験を受ける実力には遠いと思われるタイプです。

これまでやってきたことが、実力として定着しているかどうか、どのくらいの対応力があるかを模試で確認します。

英語長文の読み方を中心にやってきたのなら、英語の問題は長文問題を中心に解き、他の問題は最悪0点でも良い、とまで言って送り出します。

そのかわり、長文問題は満点か、それに準ずる成績を取ることが使命となります。

同様に、日本史では鎌倉から江戸まではなんとか対応できる、というのなら、その範囲は高得点を狙うのです。

やったところは確実に点を取れるのか、ということを試して、今後の受験勉強の進め方などを検討します。

このことは、他の2タイプも同様です。

これまでのやり方は良かったのか、本人に合っているのか、

本人に合ってはいても、それではとても合格できないレベルではないのか、

このままで本当に合格できるのか、

ということをかなりシビアに判断します。

判定とか、点数ではなく、もちろん、それらも参考にはしますが、やってきたことがきちんとできているか、という視線が最大のものとなります。

特に、浪人には厳しい目線が差し向けられます。

浪人は気をつけていないと、この一年勉強しても、今年の入試時の実力と同じくらいか、或いは、下降しているという結果に陥ることが少なくないからです。

この二月の模試は要注意です。

やってきたことは、正しく、そして実力になっているでしょうか。

広告を非表示にする