古典的題材を最新映像で見る 『ライフ』

宇宙ステーションを舞台にしたSFホラー『ライフ』を見て来ました。

「宇宙でエイリアンに襲われる」という、古くからある題材の映画化。

新機軸や新展開もあり、ちょっと面白い映画でした。

【物語】

火星で採取したサンプルを積んだ探査機を、国際宇宙ステーションのクルーたちが回収する。

サンプルの中には生きた単細胞生物も含まれており、新発見に地上やクルーたちが湧く。

生物は”カルビン”と名付けられ、微細で休眠していたが、観察中に休眠から覚め、驚くべきスピードで成長していく。やがてステーション内の隔離されたラボでクルー1名を殺害した生物は、より大型化し、次々とクルーを襲い始める。

※ご注意。以下、映画の結末に触れる記述があります※

…最近の大作映画には中国のプロダクションやスタッフ・キャストが名を連ねることが多いですが、この映画では日本が劇中の宇宙ステーションで大きな役割を果たしており、日本人クルーとして真田広之が大きな役で出演しています。

いかにも頼りになりそうなアメリカ人クルー=ライアン・レイノルズが早々と退場してしまうので、『エイリアン』式の「果たして誰が生き残るのか」という展開に対して予測がつかず、サスペンスを盛り上げます。

キーとなるエイリアンは、透き通ったアメーバ状のヒトデのような造形で、分かりやすい顔がある訳でもなく、ただ本能のままに酸素や水を求めて動き回る存在というのも面白かった(斬新さは皆無です)。

この手の映画には珍しい、すがすがしいまでのバッドエンドなのも〇。★★★。